イカは、古くから日本人に親しまれてきた食材の一つです。
寿司や刺身、天ぷらなど、様々な料理に活用され、子どもから大人まで幅広い層に愛されています。
今回は、イカに含まれる栄養成分についてご紹介いたします。
イカの栄養成分は?
イカは100gあたり75~80kcal程度と他の魚と比べカロリーが低く、低脂質でありながら高たんぱく質であり、さらに糖質も少なめのヘルシーな食材です。
たんぱく質
イカには、100gあたり約17.9gのたんぱく質が含まれており、これは鶏肉や豚肉と同程度です。またカロリーも約76kcalと低くなっています。
たんぱく質は、人間の体にとって最も重要な構成要素のひとつであり、筋肉の成長、修復、維持に欠かせません。
さらに、たんぱく質は免疫系の機能をサポートし、ホルモンや酵素の生成にも関与しています。
脂質、糖質
イカの脂質含有量は、種類や部位によって異なりますが、100gあたり約0.8gと非常に低いです。
また、糖質も100gあたり約0.2gと非常に低く、ほとんど糖質を含まないので、糖質制限にぴったりです。
タウリン
イカ100gあたり約350mgのタウリンが含まれています。
血中コレステロールの低下や中性脂肪を減らす効果の他にも、疲労回復も期待できます。
コレステロール
イカはコレステロールが多いため、脂質異常症のリスクを高めるとされていましたが、イカに含まれるタウリンがコレステロールの代謝を助けることが分かっています。
適切な量であれば、イカを健康的な食事に取り入れることが推奨されています。
亜鉛
イカに含まれる亜鉛は、100gあたり約1.5mg含まれています。
亜鉛は、体内でのたんぱく質の合成を助け、健康な髪と皮膚の維持にも役立つそう。
加えて、味覚の維持や免疫系の機能をサポートし、風邪や感染症からの回復促進の効果も知られています。
その他にも、ビタミンEやDHA・EPAなど健康に嬉しい栄養成分がたくさん含まれています。
イカの部位ごとの栄養素は?
比較的イカの胴体・エンペラ(耳)・ゲソは、カロリーや糖質、たんぱく質、脂質の含有量にほとんど差がないようです。
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皮
刺身や天ぷらにするときに剝がされることの多いイカの皮。
しかし、イカの皮にも栄養素が含まれているので、捨ててしまうのはもったいない!
イカに含まれるコラーゲンは、全体の9割が皮に含まれています。
美容のためにイカを食べる場合は皮つきのまま料理するといいですね!
最近は、イカを使った美容やダイエットレシピも増えているようです。
肝
イカの肝にはタウリンが多く含まれています。
肝は、主に塩辛に加工されたり、ゴロ焼きにして食べることが多い部位です。
少しクセはあるものの、お酒好きな人には好まれています。
まとめ
イカは、低カロリーで高たんぱく質というだけでなく、様々な栄養素を含んだ非常にバランスの取れた食材です。
様々なレシピもあり、美味しく健康的な食事をしたい方におすすめです。
あき水産魚活部では、「あおりいかむき身」や「あおりいかそ~めん」を取り扱っております。
下処理済みのため、解凍するだけですぐにお召し上がりいただけます。
冷凍庫にストックしておけば、夕食のおかずやおつまみに便利!
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