みなさんはアオリイカを知っていますか?
実はアオリイカには隠された魅力がたくさんあるんです!
アオリイカについて
アオリイカは、ヤリイカ科アオリイカ属に分類されるイカで大型になるイカです。
胴の長さが最大で40~50cmほどもある大型のイカで、赤道を中心に日本からニュージーランド北部、ハワイから南アフリカと日本以外の海にも幅広く生息している点も大きな特徴と言えます。
あおりいかは暖かい海を好む傾向がありますが、近年は海水温の上昇によって北海道でも生息が確認されるようになりました。
アオリイカは他のイカと比べ、肉厚で旨みが強く、濃厚な甘みが楽しめることから「イカの王様」とも呼ばれています。
アオリイカの名前の由来
アオリイカのあおりとは、馬の胴体に巻く泥よけの馬具のあおり(障泥・泥障)のことです。
アオリイカの幅広いひれが、この馬具のあおりに似ていることからアオリイカと呼ばれるようになったといわれています。
また、芭蕉の葉に似ていることもあり、バショウイカと呼ばれることもあります。
このほかにもミズイカやモイカと呼ぶ地域もあります。
アオリイカの生息域
アオリイカは赤道を中心に日本からニュージーランド北部、ハワイから南アフリカと日本以外の海にも幅広く分布しており、
水深数メートルから50メートル前後の岩礁域や、海藻の生えている場所に生息しています。
また、水深数メートルから20メートルくらいの内湾で春から夏に産卵します。
アオリイカの旬
アオリイカの旬は、地域や種類によって異なりますが、一般的には春と秋が旬となります。
産卵時期のしっかり栄養を蓄えたアオリイカには旨味があり、ねっとりとした甘みが絶品です。
アオリイカってどんな味?
アオリイカの味
アオリイカは凝縮された濃厚な甘みやしっかりとした旨味が特徴です。
寿司ネタや刺身として人気が高く、口に入れた瞬間に広がる旨味と甘みは他のイカでは味わえない美味しさです。
一方で、天ぷらや炒め物、煮込み料理など幅広く調理がしやすいため人気があります。
アオリイカの食感
アオリイカの特徴の一つともいえるのがあの口当たりの良さ!
肉質は柔らかいですが、肉厚で弾力に富み、口の中でとろけるような柔らかい食感がクセになります。
アオリイカは日本料理などで広く利用され、刺身、寿司、唐揚げ、煮物、焼き物など、さまざまな料理に使われます。食感の柔らかさと風味が、さまざまな調理法に適しています。
アオリイカの栄養素は?
アオリイカ100gに含まれる栄養価は以下の通りです。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照
エネルギー:88kcal タンパク質:18.1g (72.4kcal) 脂質:1.2g (10.8kcal) 炭水化物:0.2g (0.8kcal)
まとめ
この記事ではアオリイカの魅力について詳しく解説しました。
アオリイカは、濃厚な甘みと柔らかい食感が魅力で、刺身や天ぷら、煮物などさまざまな料理に使える万能なイカです。
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