様々な種類が存在するイカですが、大別してツツイカ目、コウイカ目に分かれています。
ツツイカ目には28科、コウイカ目には5科の計33科含まれています。
ここでは、ツツイカ目とコウイカ目の違いについてご紹介いたします。
ツツイカ目とは

特徴
胴の細長いイカ(頭足類)が属しており、外套膜が筒状で長く、貝殻の痕跡は柔らかいフイルム状
要するに甲がなく細長いペン状のものがツツイカ目に分類されるようです。
代表的な種類
スルメイカ、ヤリイカ、アオリイカ、ヒイカなど…
私たちが普段目にするイカのほとんどがツツイカ類なんですね!
コウイカ目とは

特徴
外套膜の後端は丸いドーム状になっており、外套膜の全側縁もしくは後ろ寄りに丸い耳形のひれをもつ
ツツイカ類とは違い、甲があるのがコウイカ目。
代表的な種類
コウイカ、カミナリイカ(モンゴウイカ)、ヒョウモンコウイカ、ボウズコウイカなど…
まとめ
・ツツイカ目: 甲がなく、胴体が細長いイカ
・コウイカ目: 甲があり、胴体後端が丸いイカ
このように、イカは体の形状や特徴によって、ツツイカ目とコウイカ目に大きく分けられます。スーパーなどで見かけるイカの多くはツツイカ目ですが、コウイカ目も様々な種類がおり、海の生態系の中で重要な役割を担っています。

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