イカは冷凍するのが正解?味や食感の変化について

豆知識

イカを冷凍するメリットって知ってますか?実は、イカは冷凍することで、鮮度を保ちつつ、旨味がアップするんです!
今回は、イカを冷凍するメリットや、味や食感の変化について解説していきます。
冷凍イカを上手に活用して、あなたの食卓をもっと豊かにしませんか?

イカを冷凍するメリット

鮮度を長持ちさせる

生のイカは、鮮度が落ちるのが早い一方で、高鮮度のイカを急速冷凍した場合、冷凍中に旨味成分に影響する組織破壊が無いと言われています。
そのため、鮮度を維持でき、冷凍に向いた優れた食材と言えます。

冷凍イカでも新鮮なうちに加工されたものなら、鮮度が落ちた生イカより高品質です。

アニサキス対策

イカはサバやサンマなどの青魚と同様にアニサキスの危険性が高い魚介類です。
しかし、冷凍保存することでアニサキスを死滅させられます。
冷凍温度・時間は【-20℃で24時間以上、中心部まで冷凍すること】。
家庭用冷凍庫は-18℃であることが多いので、48時間以上冷凍しましょう。

味や食感は?

冷凍・解凍する過程で、イカのたんぱく質が部分的に分解され、アミノ酸が増加し、イカの旨味をアップさせます。
特に、イカに含まれるイノシン酸などの核酸系の旨味成分が分解されて増加することで、旨みや甘みを感じやすくなります。

食感

冷凍の過程でイカの筋繊維が破壊されていくため、解凍後の食感が柔らかくなり、よりまろやかな食感が楽しめます。
そのため、お刺身で食べた時に、口あたりが良くなり、旨味と相まってより美味しく感じられます。

まとめ

イカを冷凍すると、鮮度が長持ちするだけでなく、旨味がアップします。
冷凍イカは、刺身はもちろん、炒め物や煮物など、様々な料理に活用できます。

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