イカの大きな目は、水中生活に特化した視力を持っています。
水生生物トップクラスの視力を持ち、暗闇でも獲物を見つける能力を持つその目の構造を解説していきます。
イカの視力は水生生物トップクラス!驚異のカメラ眼構造
イカの視力は水生生物の中でトップクラスに優れています。
人間と非常に似た「カメラ眼」と呼ばれる構造を持ちますが、その性能は水中で暮らしに特化し、進化を遂げています。
イカの目は「カメラ眼」!

イカの目は、レンズの厚さを変えるのではなく、レンズを前後に動かしてピントを合わせる仕組みを持っています。
アオリイカなど一部のイカでは、視力を人間に換算すると0.6~0.7程度とも言われ、水中で40m先の物体を認識できるほどの高い解像度を持ちます。
これは水生生物トップクラスの優れた視力ともいわれています。
イカは色覚をもたない?
イカは、色を識別する能力(色覚)を持たないと考えられています。
人間の目にある錐体細胞(色を見分ける細胞)に相当するものがイカの目には存在しないためです。
しかし、その視覚は色覚に頼らない特殊な能力で補われています。
色は見えないけれど…

イカは、白黒の濃淡や明暗、そして奥行きを主に認識しているとされています。
水中では光が届きにくいため、色の識別よりも光の強さ(明るさ)やコントラストを認識する能力を発達させたと推測されています。
暗闇でも獲物を探す!
イカの目は光を多く取り込める構造になっており、光の少ない暗い環境でも動く物体を捉えやすい優れた暗視能力を持っています。
特に夜間や深海での活動を得意とするイカは、この能力によって、夜でも獲物を正確に認識し、捕らえることができるのです。
まとめ
イカの視力は、水中生物トップクラスの高い解像度を持つ「カメラ眼」構造によって進化しました。
色覚は持たないものの、イカの目は光の強さ(明暗)やコントラスト、そして特殊な偏光視覚を駆使して水中を認識します。
この能力に加え、暗闇でも獲物を見つける優れた暗視能力を持つことが、イカが生き抜くための秘密なんですね。

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